話題の定額動画配信サービス(SVOD)を比較してみた
どうも、はりすです。
9月24日にAmazonがプライム会員向けの定額動画配信サービスを開始しました。
定額動画配信サービスとは、毎月一定額を支払うことで動画が見放題のサービスで、SVOD(Subscription Video on Demand)ともいいます。
既に、Hulu、dTV、NETFLIXといったSVODを利用している私ですが、ここでこれらのサービスを比較してみました。
NETFLIXとプライムビデオはサービス開始から間もないのでコンテンツ量は未公表ですし、実際にサイトを確認しても少ない印象ですね。
ただし、注意したいのはHuluやdTVは全てのコンテンツがいつまでも視聴できるわけではないことです。コンテンツによって配信期間が決まっているので、後日観ようとしたら配信が終わっていたなんてことがあります。NETFLIXのアメリカのサービスではかなりの量のコンテンツをストックしているらしいのですが、日本でも同様かは現在のところ不明です。
サービスを選択する上でのポイントは、次のような選択肢で絞り込むといいですね。
①新作を中心に見たいならレンタルがあるdTVかプライムビデオ
②海外ドラマを中心に見たいならHulu、dTV、NETFLIX
③ライブを見たいならdTV
④オフライン視聴したいならdTVかプライムビデオ
⑤4Kで見たいならNETFLIX
プライムビデオはプライム会員向けのおまけサービスのようなものなので、既にAmazonプライム会員なら追加費用はありません。また、各社が無料トライアル期間を設けていますので、これを利用して使い勝手やコンテンツを確認するといいでしょう。
他にもたくさんのSVODがスタートしていますが、この手のビジネスは会員数の確保がモノを言います。Huluで100万人超、dTVで600万人と言われていますから、国内全体でも1,000万人程度のマーケットです。これが数年後には5,000万人程度まで増えると見込まれています。そうなれば街のレンタルビデオ店は淘汰されることでしょう。
返しに行かなくもいいし、レンタル中で見られないという事もないので便利なサービスですが、各社のコンテンツ争奪戦は激しくなるでしょうし、オリジナルコンテンツに特色を出す動きも始まっています。
自分に合ったサービスを見つけて、たっぷり楽しんでくださいね。
個人情報について
どうも、はりすです。
先日、結構混んでいる電車の中でこんなやりとりを耳にしました。
女「スマートフォンって個人情報を盗んでるんだって! コワいよね~」
男「そうなの? いきなり変なやつとかきたらやだな~」
女「でもさぁ、スマホないと困るもんね」
男「LINEとかできねぇのはマズイわ」
・・・。
Androidのスマホとタブレットを使い、PCではChromeにログインし、YouTubeをみて、Playストアでゲームやらアプリをダウンロードし、マップでナビをしてもらい、Google Nowで様々な通知をもらって便利に生活している私からすると、ありとあらゆる個人情報をGoogle様に渡していることになります。
コワくないのかって?
個人情報保護法ができたとき世間の大半は歓迎しました。
どこから調べたのかわからないDMやセールス電話が来なくなる。企業は個人情報の管理のために莫大なコストを負担するようになりました。
それから数年。
このたび、マイナンバー法が成立しました。10月には番号が通知され、来年1月からカードも交付されはじめます。
これに猛反対している人達は「個人情報が漏えいするおそれがある」と大反対でした。
皆さんの中にもそう考えている人はいると思います。
そもそもマイナンバー法は、2009年に税制大綱を検討する中で発案されています。その後、社会保障制度にも組み込むとの考えが加わり、2013年5月に公布されました。
総務省の資料によれば、「番号制度は、複数の機関に存在する個人の情報を同一人の情報であるということの確認を行うための基盤であり、社会保障・税制度の効率性・透明性を高め、国民にとって利便性の高い公平・公正な社会を実現するための社会基盤(インフラ)である。」とされています。
つまり、個人の所得を正確に把握して、脱税を防ぎましょう。社会保障が必要な人にきちんと行き渡るようにしましょう。ということですね。
反対派の方々は、「預金残高が他人に知られる」とか「個人情報が悪用される」と言ってますが、預金残高はマイナンバー法と関係なく、銀行の情報管理態勢が甘ければ漏えいするリスクがあり、実際に流出した事例があります。
個人情報の悪用に至っては枚挙にいとまがないくらいです。
私はGoogle様に膨大な個人の情報を渡しています。
氏名、生年月日、自宅住所、電話番号、メールアドレス、友人知人のアドレス、ネットの閲覧履歴、ネットショッピングの購入履歴、リアルな行動の履歴・・・
私はこういう情報を渡してもなんにもコワくありません。なぜか?
まずは、Googleを信用しているという事です。全世界で数億人、数十億人が利用しているサービスの運営者が個人情報を漏えいしたら、そりゃあエライ騒ぎになりますよ。死活問題です。だから、Googleは徹底した情報管理をしています。
それでも、漏えいしない保証はありません。
でもね。漏れたからって何があるんでしょう?ある日突然コワいお兄さんが家に来るのでしょうか。職場で上司に呼び出されて叱られるのでしょうか。
いえ、そんなことは、まず絶対にありません。
来るのは、知らない人からのメールです。スパムと呼ばれるうさんくさいメールが来ます。しかし、大抵のスパムはGoogleやプロバイダーのサーバーでブロックされます。
スマホを乗っ取られるのではないか? そのためには、スマホを自由に操作できるプログラムをスマホにインストールさせなければなりませんが、世界のどこかにいる悪人があなたをピンポイントで狙い撃ちしますか?
いやいや、不正にアクセスして被害が出るかもしれない? それを防ぐためにIDやパスワードを推測されやすいものにしないとか、使いまわさないのは常識ですよ。万一の場合は、パスワードを変更すればいいだけ。しかも、Googleから流出して被害にあったならGoogleに賠償してもらえはいいだけです。
私たちの生活はテクノロジーの発達で随分と便利になりました。便利すぎて、どういう理屈で動いているのかすらわからなくなっています。それでも、どうすれば自分の身を守ることができるのかという情報も簡単に手に入るようになりました。
最初の電車での会話の二人は自分の身を守る努力もせずに噂話におびえているわけです。せめて、最低限の知識を自ら得て、おかしな話に惑わされないようにしたいものですね。
NETFLIXを試してみた
さて、テレビに黒船来襲と話題のNETFLIXを試してみました。
NETFLIXをご存知ない方に簡単に説明すると、映画やドラマが月額定額で見放題というものです。
既にHuluやdTVといった同様のサービスがありますが、アメリカ等ではテレビのリモコンにNETFLIXボタンがついているので普通のチャンネルと同じように見られること、オリジナルドラマも製作していてコンテンツが充実していることでユーザー数を伸ばしています。
私は元々WOWOWに加入していて新作映画やライブを観ていましたが、古い映画やドラマの一気見がしたくてHuluにも加入、その後dTVのサービスが充実したのでHuluから乗り換えています。
ステマっぽい記事も含めて話題のNETFLIXですが、はたしてどうでしょうか?
NETFLIXはPC、Android、iOSの他、PS3と4でも試聴できますので、今回はPS4からの試聴です。
最初の1ヵ月は無料ですので、まずは会員登録からですが、カード番号の入力が必須です。この辺はHuluと同じですね。
プランは3種類。
ベーシックは650円で端末1台
スタンダードは950円で端末2台
プレミアムは1,450円で端末4台
端末数は同時試聴できる数です。
スタンダードはHD画質でプレミアムは4K対応です。
今回はプレミアムで試してみました。
会員登録が終わるといくつかのコンテンツが表示されて好きなタイトルを3つ選びます。
NETFLIXの強さの秘密の一つに強力なリコメンド機能があります。
ユーザーの好みを調べてお勧めしてくれるんですね。
3つ選ぶとジャンル別にコンテンツタイトルが表示されます。
ただ、全部が表示されているわけではなさそう。
「何を観ようかな~」と探す楽しみは少し足りないかも。
HuluやdTVでは、ジャンル別に全タイトルが確認できるので特に観たいものが決まってないときに探す楽しみがあります。
今回選んだのはマスク!
dTVにはなぜかマスク2しかないので観たかったんですよね~
画質はネット環境に影響されるので必ず4Kとはならないです。また、最初は結構低い画質で始まります。おそらく、帯域などを検知して画質を最適化させているのだと思います。
Huluのサービス開始当初は字幕が酷かったのですが、そんなこともなく快適に試聴できました。満を持して来襲した黒船の面目躍如ですね。
その後、どんなコンテンツがあるのか一通り確認してみました。
確かにオリジナルコンテンツの中には面白そうなものもありましたが、それ以外はHuluやdTVと大差ありません。
見放題のコンテンツは試聴期間が限られているものも多いので、Huluで観られるときはdTVで観られないということもあります。そこにNETFLIXが参戦したという感じですね。
結論としては、NETFLIXは無料期間だけかな?と思います。
コンテンツに大差がないこと、画質はHDで十分なこと、同時試聴端末も1つでいいこと、そして、コレが重要ですが、dTVなら新作は課金レンタルできること、さらにオフラインで試聴できること。
この2つはHuluにもない強みです。
さらに、dTVは安い!決済はケータイ料金と一緒に払えるというのも強みですね。
家族と共有したい!新作はTSUTAYAでレンタルする!っていうならHuluやNETFLIXでもいいでしょう。
しかし、TSUTAYA行くのメンドクセー!とか、カード番号登録はイヤ!とか、タブレットにダウンロードしてオフラインで観たい!という方はdTVがお勧めです。
私は飛行機や新幹線での移動では必ず映画をダウンロードして観ていますので、dTVをやめる理由がないんですけどね。
今後さらにコンテンツが充実してくれば考えますが、そうでなければdTV一択ですね。
ということでNETFLIXの感想でした!
オリンピックエンブレムの件
どうも、はりすです。
なぜ、このブログのタイトルがEarthEaterなのか?
聖飢魔llというバンドの曲から取りました。好きな曲だから。
なんでも、当時EarthShakerというメタルバンドがあって「あいつ等が地球を揺らすんなら、俺たちは地球を喰っちまおうぜ!」ということでつけられたらタイトルだそうです。
でも、私は地球を喰うつもりはありませんからご安心ください。
で、オリンピックエンブレムの件です。
ついに、というか、とうとう、というか、取り下げが決まりました。
佐野さんがパクったかどうかは知りません。
が、言い訳が全部裏目に出ているところをみると、「クロ」だと思ってます。思ってますが、真実は本人以外わかりません。組織委員会の会見では模倣ではないと言ってるそうなので、そうなんでしょう。
「STAP細胞はありまぁす!」と同じですね。
問題はパクったかどうかよりも、組織委員会の対応にあります。
全く危機管理ができていません。
似たデザインが存在する可能性は普通にあり得るわけで、それを全て確認するのは難しいです。なので、危機管理においては、類似するデザインが判明したときの対応にウエイトをおくのが基本です。
ベルギーの劇場の件が発覚したときに組織委員会が事実関係を確認するために佐野さん、審査員、ベルギーの劇場などに連絡を取ったのか?
初動は頑なに否定するだけで強気のコメントを出しているだけでした。
マクドナルドの件でもそうですが、初動を誤るとその後に大炎上してしまいます。
噂レベルで、エンブレムの審査過程にも身内でやってるとか言われていますが、こういう不透明なことを「国家プロジェクト」でやってることも国民の支持を得られないでしょう。
代わりのエンブレムデザインは再び公募するのでしょうが、権利関係の確認は当然ですが、是非とも透明性の高い選考としていただきたいと思います。
なにしろ、莫大なお金が動きますからね。
2020年東京オリンピックについて
さて、はりすです。
日本人です。
中小企業で経営企画を担当しています。
最近、仕事でイライラすることが増えてきたので、イライラの原因はなんだろうかと考えてみました。
仕事自体は順調です。
役員連中のワガママにも馴れました。
プライベートにも問題ありません。
まあ、強いていえば、4ヵ月前から始めたダイエットの成果がちょっとペースダウンしてきた位でしょうか。
で、ふと目にしたニュースで「これだ!」と思い至った次第です。
それが、「2020年東京オリンピック」です。
私は、人生何度目かのダイエットに挑んでいるくらいですからスポーツはおろか、運動はほとんどしません。しかし、オリンピックを観るのは大好きです。
開会式の華やかな演出。
4年に一度、この日のために過酷な練習を重ねて準備万端の肉体。
常人には計り知れない極限の緊張感。
毎年開かれるスポーツイベントにはない、格別の面白さが満載です。
そのオリンピックが日本で、東京で開催されるのが決まったときのうれしさといったら!
ところが、最近のオリンピック関連のニュースは全てネガティブなものばかりです。
新国立競技場の建設費問題、JSCビル新築移転問題、オリンピックエンブレムのデザインパクリ問題と実に様々な問題が噴出しています。
既にご承知のように、オリンピックを開催するためには巨額の経費がかかります。もちろん、スポンサーからの収入やチケットの売上等の収入はありますが、基本的にこれらの収入は大会開催の為に使用されます。
会場などのインフラ整備は、税金やスポーツ振興くじのお金で賄われます。
今度の東京オリンピックでは、国と都の税金が使われます。
私がイライラしているのは、ココです。
税金を使うということ。
新国立競技場の建設費問題で世の中が大騒ぎしていた頃、東京オリンピックの実質的な親分である森喜朗さんが「国がたった2500億円も出せなかったのかね」と発言したあたりから、私のイライラが始まっていたようです。
http://biz-journal.jp/i/2015/07/post_10797_entry.html
これも皆さんご承知のとおり、民家企業では経営に使える予算は予め決まっています。官公庁も予算は決まっています。
しかし、民家企業は自社業績(とくに利益)に基づいて決めるため、赤字決算を承知で予算を決めることは稀です。
反対に官公庁には利益という概念がありませんから、それぞれのセクションが成績をあげるために予算を獲得します。もちろん、予算削減は考えなければなりませんが、不要不急な予算削減は徹底されていません。
私は経営企画担当として、会社全体の予算組みやチェックもやっていますが、そりゃあもう!爪に灯をともすっていうんですかね?まさに血のにじむ努力をしています。
さて、話を東京オリンピックに戻しましょう。
私は、東京オリンピック開催の為に必要なインフラ整備の予算が、どれほど慎重かつ真剣に検討され、承認されたのだろうかと憤慨していたのです。
たしかにオリンピックには国威発揚の意味があるでしょうし、国家プロジェクトです。
だからといって、何でもありではありません。
新国立競技場の建設費負担についての文科省と東京都とのやりとりがありましたが、国家プロジェクトなのに予算が曖昧ってどういうこと?
インフラ整備なのに責任者が曖昧ってどういうこと?
こんなにいい加減な仕事で醜態を海外にさらしておいて国威発揚?
普通の民家企業なら担当者はクビです。
下手したら企業も倒産です。
私は東京オリンピックの開催にワクワクしています。
だからこそ、この一連のゴタゴタにイライラしているんです。
そのイライラからブログを始めました。
たまにはイライラ以外のネタも書こうと思います。